2009年8月4日火曜日

中国で伝染病のペスト・・・

 【北京=朝田憲祐】新華社通信などによると、中国青海省海南チベット族自治州でペストが発生、十二人が感染し、三日までに二人が死亡した。
 青海省政府の発表では、亡くなったのは牧畜民の男性(32)と、その隣人の男性(37)。ほかの感染者は主に牧畜民の男性の親族で、病院に隔離された。いずれも病状は安定しているという。
 現地からの報道によると、感染者が確認されたのは七月三十日で、発熱やせきなどの症状があったため入院し、治療を受けていた。
 地元政府は、感染者が出た地域を封鎖するとともに、七月十六日以降に同地域を訪れ、発熱やせきなどの症状がある人は、速やかに診察を受けるよう呼び掛けている。(東京新聞)

ペストって確か とっても怖い病気じゃなかったっけ・・・???
今は 治るのかしら・・・(?。?
中国なんて知り合いとかも最近行ったりしてるし・・・
日本にも あったりしないのかなぁ~???

ペスト は、人体にペスト菌で発症するんだって。
日本の感染症法では一類感染症らしい。


ペストは元々齧歯類(特にクマネズミ)に流行する病気で、人間に先立ってネズミなどの間に流行が見られることが多い。菌を保有したネズミの血を吸ったノミ(特にケオプスネズミノミ)に人が血を吸われた時にその刺し口から菌が侵入したり、感染者の血痰などに含まれる菌を吸い込む事で感染する。人間、齧歯類以外に猿、兎、猫などにも感染する。
かつては高い致死性を持っていた事や罹患すると皮膚が黒くなる事から黒死病と呼ばれ、恐れられた。14世紀のヨーロッパではペストの大流行により、全人口の三割が命を落とした。

<症状と病型 >
ペスト菌が体内に入って2~5日たつと、全身の倦怠感に始まって寒気がし、高熱が出る。その後、ペスト菌の感染の仕方によって症状が違う。

えぇ~ いろんな症状があるのぉ~・・・
やだ~(×。×;;;


<腺ペスト> リンパ腺が冒されるのでこの名がある。
ペストの中で最も普通に見られる病型。ペストに感染したネズミから吸血したノミに刺された場合、まず刺された付近のリンパ節が腫れ、ついで腋下や鼠頸部のリンパ節が腫れて痛む。リンパ節はしばしばこぶし大にまで腫れ上がる。ペスト菌が肝臓や脾臓でも繁殖して毒素を生産するので、その毒素によって意識が混濁し心臓が衰弱して、多くは1週間くらいで死亡する。死亡率は50から70パーセントとされる。

<ペスト敗血症>ペスト菌が血液によって全身にまわり敗血症を起こすと、皮膚のあちこちに出血斑ができて、全身が黒いあざだらけになって死亡する。
ペストのことを黒死病と呼ぶのはこのことに由来する。

<肺ペスト>腺ペストの流行が続いた後に起こりやすいが、時に原発することもある。
かなり稀な病型。腺ペストを発症している人が二次的に肺に菌が回って発病し、又はその患者の咳によって飛散したペスト菌を吸い込んで発病する。
気管支炎や肺炎をおこして血痰を出し、呼吸困難となり2~3日で死亡する。患者数は少ないが死亡率は100パーセントに近い。

<皮膚ペスト>希にノミに刺された皮膚にペスト菌が感染し、膿疱や潰瘍をつくる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

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