2009年10月14日水曜日

新型インフル 4歳児死亡・・・

東京都は14日、都内在住の幼稚園に通う4歳男児が新型インフルエンザによる脳炎で死亡したと発表した。

男児は4日に発熱、近院で受診。
5日にインフルエンザA型陽性と判定⇒タミフルの処方。
しかし、帰宅途中にけいれんを起こすなど急変⇒救急搬送された。 
入院後に意識がなくなるなど症状は急激に悪化、急性脳炎を疑われ、人工呼吸器を装着されていた。
6日に遺伝子検査で新型インフルエンザが確定したが、13日に死亡した。(産経新聞

急性脳炎の病態生理
 一次性脳炎ではウイルスの直接侵襲(脳内への侵入、定着、増殖)が主たる病態である。脳内にウイルスが存在し、時にウイルス封入体を形成する。脳実質細胞の壊死、血管の破壊(出血)をともなう強い炎症を生じやすい。  二次性脳炎ではアレルギー・自己免疫が主たる病態で、その典型は急性散在性脳脊髄炎である。主に脳の白質、神経細胞の髄鞘を障害して脱髄性炎症をおこすことが多い。
参考文献:水口雅:小児の急性脳症、ライ症候群. 山口徹、北原光夫、福井次矢(編)、今日の治療指針2007年版、pp 996-997、医学書院、東京、2007.

脳で何が起きるかなんてわからないから恐いですよね・・・
どうしたら 防げるんでしょう???
発熱だけでも CTとかの検査をすればいいのかなぁ???

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