2009年10月15日木曜日

新型インフル・・・学級閉鎖7日で約倍へ・・・

厚生労働省は15日、インフルエンザが原因で休校や学年・学級閉鎖の措置を取った小中高校や保育所、幼稚園が10月4~10日の1週間で6476施設に上ったと発表した。

厚生労働省は「10歳未満を中心に若い世代で感染が拡大しており、基礎疾患がなくても重症化するケースも目立っているため、特に予防を心がける必要がある」としている。(読売新聞

インフルエンザウイルスが、気道上皮に感染し、増殖することで発症します。現在、人に感染するのはA型とB型です。
最近話題になったトリ由来の新型インフルエンザは、「H5N1型」といわれ、ウイルスの表面の突起の形が、A型やB型とは異なっています。
今までの免疫で、ウイルスに対抗することができないのはこのためです。

■インフルエンザの主な症状
発熱
咳・鼻水
関節痛
全身倦怠感など
■インフルエンザの合併症
肺炎
脳炎・脳症
肺水腫(はいすいしゅ:肺に水が溜まる。新型インフルエンザで問題になります)
多臓器不全(肝臓や腎臓が機能しなくなる。新型インフルエンザで問題になります)

■予防接種の効果
新型インフルエンザの予防接種の効果はまだはっきりしていません。文字通り新しい型のウイルスですので、通常のインフルエンザと同等の効果があるのかはこれから明らかになる部分です。季節性インフルエンザの場合は、ワクチンの効果は100%ではないものの、重症化、死亡の防止について一定の効果が確認されています。季節性インフルエンザの場合、65歳未満の健常者で70~90%の発病を抑え、65歳以上の健常高齢者の入院や肺炎を30~70%抑えます。施設入所65歳以上高齢者の死亡は、80%抑えることができます。ただし、子供では効果が悪く、1歳~6歳までの子供の発熱を20~30%程度しか抑えられません。(出典:Morbidity and Mortality Weekly Report (MMWR)2007vol56,CDC)

さ~ 新型インフルの予防接種をするべきか?しないべきか・・・???

季節型のように効果は不明だもんねぇ~・・・

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