2009年5月22日金曜日

ピロリ菌の除菌・・・

ピロリ菌は 結構有名だと思うけど・・・
検査は 採血で出来ちゃうんですよ~(^。^)
春の検診で 結果が出たんですが・・・
職員の何人かに ピロリ菌が出たんです(^^;

除菌の方法もあるのですが リスクもあるみたいです・・・

食品での菌の抑制方法もあるみたいですよ(^。-)V
私は それで出なかったのかなぁ~
マヌカ蜂蜜をたまに嘗めています(^。^●)


ピロリ菌の電子顕微鏡写真

<ヘリコバクター・ピロリ>
ヒトなどの胃に生息するらせん型の細菌である。単に「ピロリ菌」と呼ばれることも多い。


<現在の除菌療法>
現在、日本で認可されている保険診療の対象となっている除菌療法は、プロトンポンプ阻害薬(PPI)と抗生物質2剤(アモキシシリ(AMPC)+クラリスロマイシン(CAM))を組み合わせた「PPI+AMPC+CAM」の3剤併用療法で、3剤を7日間服用する。当初はプロトンポンプ阻害薬としてランソプラゾールのみが指定されていたが、オメプラゾールとラベプラゾールナトリウムも順次保険診療の対象となった。この方法による除菌の成功率は80%程度とされてきたが、近年クラリスロマイシン耐性菌株が増え、除菌率が低下してきているとの報告もある。
上記の一次除菌療法にて除菌が失敗した場合、メトロニダゾール(MNZ)に変えて「PPI+AMPC+MNZ」の3剤併用療法による二次除菌療法まで保険適応となっている。
また、二次除菌療法でも除菌が失敗した場合、医師によってはレボフロキサシン(LVFX)等を組み合わせた「PPI+AMPC+LVFX」の3剤併用療法を三次除菌療法として行うケースもあるが、保険診療の適応にはならない。

<保険適応>
日本の除菌ガイドラインは、1995年に日本消化器病学会治験検討委員会より発表されたものが最初である。2000年に日本ヘリコバクター学会より「ヘリコバクター・ピロリ感染の診断と治療のガイドライン」が発表され、同年11月にヘリコバクター・ピロリ感染症の診断・治療が胃・十二指腸潰瘍の患者に限定して保険診療となった。2003年には改訂版ガイドラインが作成され、適用疾患と診断法の拡充が図られた。
現在、ヘリコバクター・ピロリの除菌療法が保険適用されるのは「胃潰瘍」と「十二指腸潰瘍」のみで、ピロリ菌感染者でも潰瘍のない場合は、除菌療法は原則自由診療となっている。しかし、ガイドラインレベルでは、慢性萎縮性胃炎・胃MALTリンパ腫・特発性血小板減少性紫斑病などヘリコバクター・ピロリ感染者は除菌治療を行うことが推奨されており、萎縮性胃炎の進行予防と、その先の胃癌の発生予防という意味でもヘリコバクター・ピロリ感染者は除菌治療が望ましいとされている。
2009年1月23日、日本ヘリコバクター学会は、胃がんの予防のため、胃・十二指腸潰瘍患者以外でもピロリ菌保菌者は除菌することを勧めるという指針を発表した。また、同学会は、同除菌治療に対する保険適用を拡大するよう、厚生労働省に対して要望を行った。

<食品による菌の抑制 >
近年、食品によるピロリ菌の抑制効果が確認されている。発芽3日目のブロッコリーの新芽(スプラウト)を2ヶ月間継続して食べた感染者において、胃の中に住むピロリ菌が減少したとの報告がされている。ブロッコリーの新芽に含まれるスルフォラファンが有効成分の1つと考えられている。また、梅に含まれるシリンガレシノールというリグナンの一種もピロリ菌の増殖抑制や胃粘膜への感染防御に有効であることが発見された。
このほか、緑茶カテキンやココア、ヨーグルト、コーヒーなどでも抑制が報告されている。さらに、ニュージーランド特産の蜂蜜であるマヌカハニーも、ピロリ菌駆除力を持つことが報告されている。
ただし、これら多くの食品による抑制効果は限られた調査対象や動物実験を基にしたものがほとんどである。また、特定の食品だけを過剰に摂取することは(たとえピロリ菌に対しては効果があったとしても)、全身の健康にとって良くないことは容易に想像できる。ヘリコバクター・ピロリ関連疾患の現実的かつ実践的な予防対策として、広範囲な疫学調査に基づき広く受け入れられているのは野菜と果物の摂取、および減塩である。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



あなたは 薬派 食品派(^^?

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